一人暮らしの家に電子ケトルが普及して久しいですね。以前は、電子ポットといえば、おばあちゃんの家にあるような上にでっかいボタンがついた、お茶汲み用のポットが主流でしたが、現在は手持ち型のケトルが主流になってきました。
僕も毎日カップ麺やコーヒー、お茶と、様々な用途で、ケトルを使ってお湯をわかしています。
ですが、ひとつだけ悩みがあるのが「ケトルの底に溜まった白いやつ」。あれの正体はなんだ、どうやって洗えばいいんだ。そういう悩みを解消するべく、今回は「ケトルの汚れの正体」から「汚れの落とし方・掃除方法」を紹介します。
▼白い汚れの正体は水垢
あの汚れの正体、実は「水垢」なのです。
水分を電気で加熱して沸騰させるケトルですが、沸かした後に若干のカルシウムなどが残って蓄積してしまうのです。
放置しておくと熱伝導率が下がり、電気代アップの原因にもなることがあります。
▼クエン酸や酢で洗う
きになる汚れは実は簡単に落とせます。以下の手順で掃除をしてみてください。
1.クエン酸を用意する
「クエン酸」と名前のついたクリーナーを買ってきましょう。
100均やドラッグストアなどで手に入ります。
2.お湯を沸騰させて、その中に大さじ1のクエン酸を投下
ケトルに水を入れていつものように沸騰させます。その後、大さじ1のクエン酸を投下しましょう。
3.半日つけておく
そのまま半日放置します。
4.水を捨てて、ゆすぐ
あとは水を捨てて、よーくゆすぐだけ。これで洗いは完了です。
実は、家にある「酢」でもできます。
やり方はほぼ同じです。
お酢1:水道水9の割合でまぜて、その水を沸騰させるだけ。
酢が残らないように、その後水を沸騰させて、よーく水洗いしましょう。
▼まとめ
水垢は「酢」で落ちます。
クエン酸を買ってくるのが面倒な方でも、家に酢はあるのではないでしょうか?
まずは酢で試してみて、残ってしまうようならクエン酸で試してみても良いかもしれませんね。
スポンジで洗っても落ちないし、手も届かないので、この方法が一番おすすめです。
※この記事は2016年〜2017年に公開した記事を加筆・修正したものです。