たまりがちな「ほこり」を完全に消す6つの掃除術。ほこりの原因と対処から説明します

掃除

一人暮らしをしていると「ほこり」に悩まされることはありませんか?

テレビ、冷蔵庫、本棚、電子レンジなどの家具をはじめ、部屋の隅や見えないところまであらゆるところに「ほこり」は存在しています。

ホコリはくしゃみや鼻水の原因となるアレルギー反応を引き起こし、日常生活での不調の原因にもなります。健康で安心できるひとり暮らしをするためにも、家の中のホコリは、完全に消すことをおすすめします。

とまあ偉そうに書いているわけですけども、実は私自身が「ほこり出しがちな男」でして。油断するとすぐに部屋がほこりまみれになってしまうところを反省して、現在はほこりなし生活1年目突入というわけです。

それでは今回は、「ほこりを完全に消す」ために知っておきたいすべてのことを紹介します。ほこりに悩まされている方、ほこりに弱い方はぜひ参考にしてください。

ほこりのことを知ろう

敵を倒すためには、まず敵のことを詳しく知りましょう。ほこりとは何か、どこから、どうやって発生するのかについてを理解します。

ほこりとは、身の回りにある糸くず、砂、食べ物、髪の毛などが絡まってできたものです。空気中にごみが舞って、床に落ちてたまっていくと、よく見る灰色のほこりになります。洗濯機の中にある「ほこりとりネット」をみたことがありますか? 一定期間放置しておくと大量のホコリが塊になって出現するのですが、あれは服についた糸くずと汚れが混ざり合ってホコリの形になるわけですね。

普段生活しているときには主に、洋服や布などの衣類が擦れたときに発生します。空気の流れで動くため、ファンがついた家電や、空気の流れの止まる部屋の隅に溜まりやすいことが特徴です。また、静電気のある場所にも集まりやすくなっています。

つまり、ホコリは「服や布から発生」し「空気の流れで動く」ものなのです。

ほこりがたまりやすいところを確認しよう

上記で説明したたまりやすい場所を、わかりやすいように一覧にしたので見てみましょう。

ほこりがたまりやすい場所

・家電の上、裏
・家具の上、裏
・カーテンやクッションの布製品
・ケーブルの周り
・電気カバー
・窓枠、サッシ
・部屋、廊下の隅

ポイントは「布」「人がいない場所」「静電気のある場所」の3点。

ほこりを消すためには、これらの場所をチェックしましょう。

今回紹介するのは「これらの場所を掃除しましょう!」という陳腐なものではありません。私が推奨するのは「ほこりの出現を減らし、それでも出現したほこりは全て消す」という方法。順をおって紹介していきます。

ほこりを原因から消す。まずは「駆除する」ことから


(丁寧に掃除をして、ほこり駆除をしよう)

それでは、いよいよほこりの対策編にうつりましょう。ほこりの出どころ、発生のしかたを理解したら、あとはほこりがでないように対策をして、掃除をするだけです。「駆除」「予防」に分けてみていきましょう。

次は、「駆除」に使える3つの簡単な方法をご紹介しています!

まずは駆除から。ほこりを完全に駆除して部屋を綺麗に

まずは「駆除」です。たまったほこりを駆除するために駆除方法を紹介していきます。

①家具・家電をささっと撫でる

家具・家電のほこりを駆除するのは意外と簡単。さっと撫でるように掃除をしたあとは、洗剤を使ってほこりをつきにくくしましょう。

家具・家電のほこりを除去する方法

・ハンディモップなどで払う
・ほこり用洗剤を使って水吹きする

②床のほこりはモップで取る

床のほこり駆除は、ほこりが舞いやすいのが特徴です。掃除機をいきなりかけるとほこりが舞ってしまうので、ほこりが舞わない、きれいに拭き取る方法を選択しましょう。

床のほこりを除去する方法

・モップで全体を掃除する
・掃除機をかける
・水拭きをする

③布製品はしっかり水洗い

布製品は全てのホコリの大元と言っても過言ではありません。布製品は丁寧に水洗いをすること、しっかりとしまうことを意識しましょう。

布製品のほこりを除去する方法

・ホコリが舞わない程度にはたく
・水洗いをする(布団、まくらなどもクリーニングが可能です)
・ちゃんとしまうー

駆除のコツは「拭き掃除」と「水吹き」です。ホコリは基本的には洋服などの繊維のかたまりなので、掃除方法がやっかい、ということはあまりありません。一番重要なのは日常でどれくらい丁寧にケアをするか。

次は日常の予防策3つを見ていきましょう。ほこりの原因を絶って、部屋を綺麗にするためには必ず必要な方法です。

ほこりの発生源・原因をなくすための対策とは?


(丁寧にケアをしていこう)

それでは予防です。普段からほこりをケアして、ほこりに気を使いましょう。

①ほこりの発生源を減らして、ほこりを減らす

ほこりっぽい部屋の多くは、発生源に気を使えていません。発生源に目を向けて、ほこり自体を減らしましょう。

ほこりの発生源を減らす方法

・衣類はタンス、クローゼットの中へ入れる
・ものを直置きせず、ホコリの溜まり場をなくす
・布製品には革やビニールのカバーをかける

②洋服や髪の毛、衣服の汚れを丁寧にケアする

また、気を使っていても、ほこりの原因は普段着る洋服や、生活の中で体につく砂ぼこりなどです。一番重要なのは定期的なケアをすること。こちらをチェックして、部屋をきれいに保ちましょう。特に、柔軟剤×水拭きをすることでほこりが溜まりにくくなります。

ほこりの出どころを丁寧にケアする方法

・定期的にハンディモップで拭き取る
・定期的にモップがけ+掃除機がけ
・柔軟剤×水拭きで静電気防止の水拭きをする
・空気の入れ替えを1日2回程度は行う(風が強い日は砂埃防止のために窓は閉める)
・布製品は週1で水洗いする

③ほこり対策グッズで+αの対策をする

発生源のケアをして、丁寧にケアをして、その上でさらにケアをしたいという方は空気をきれいにするグッズを用意しましょう。メインは空中に舞ったホコリの対策です。

おすすめのほこり対策グッズはこちら

・空気清浄機を設置する
・扇風機に専用フィルタをつけて対策
・通気口にも専用フィルタをつける

水洗い・水拭きで部屋を清潔に保つのがほこり断絶の近道

いかがでしたか?私は喘息がちで、ほこりにはとても弱いので普段から苦戦していたのですが定期的な掃除を心がけるだけで、いやすい部屋になりました。特に、布製品の水洗いや、部屋全体の水拭きをするようにしてからはかなり過ごしやすいように感じます。
ほこりに悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にして、部屋を清潔、安心の環境に保ってみてくださいね。

※この記事は2016年〜2017年に公開した記事を加筆・修正したものです。